ダン君のあとに・・・
意気揚々と引っ越していってしまった、もと隣の部屋のフラットメイトダン君。
<詳しくは → こちらをご参照くださいまし。>
ニューフラットメイトがやってきました!!
待望の女の子!!
ある意味、とっても素敵なハーレムだったが、ハーレムの住人達がクイーンのわたくしに
1ミリも、これっぽっちも興味がないんじゃー、そりゃ、あなた、しょーがないってものでして。
さて、彼女の名はジョー。
小さくて、キュートで、かわいい。
彼女の彼氏も、また、
小さくて、キュートで、かわいい。
そして、とーっても社交的!!素敵でしょ~?
が、
この人、なにがすごいって、その他のボーイズ達をかる~く凌いじゃうくらい、なにもかも、
やりっぱなし。
断言できますが、この家、週2回のクリーナーが入らなかったら、即日地獄におちます。
住人の半数は大変クリーンですが、(Mamaki。はこっちのチーム)
残り半数は、どーしよーもない人と、酔っ払うと全てがおしまいの人です。
ところで、このジョー、生きているだけでふつうに面白い。
ある日のこと:
Mamaki。がキッチンで晩御飯つくっていると、ジョー帰宅。
彼女も早速、晩御飯の準備をはじめました。
---以下、ジョーのばんごはんづくりライブ---
ふんふんふ~ん、と、お鍋にお湯を沸かして、
その間に、お野菜をとんとんとーん、とカット。
あ、お湯が沸いたわ!
パスタ茹でなきゃね。
びりりっと袋を開封。
パスタをむんずっと一束つかんでお鍋に投入。
今日のパスタは、ニッポンでもなじみの深い、あの、ふつーの長い麺。
・・・ちょっとお鍋小さかったかしら(それは、およそ、ゆでたまご3つくらい茹でる用の鍋)
パスタ20cmくらいはみだしてるわ。。。
じ~・・・(と、鍋を見つめるジョー)
がしっ。(鍋のふたをつかむジョー)
ぎゅっ。(おもむろに、鍋にふたをするジョー)
・・・・・・・・・・・・・・・・・。
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20cmはみでてるけど?
さすがに、見てられねえ、と思ったMamaki。は。
「パスタ、はみでてるけど?いーの?(よくないよね?)」
と、声をかけてみた。
「・・・うん。」
(お野菜をカットし続けるジョー)
って、それだけ?
そもそも、パスタゆでるって分かってたのに、その鍋のチョイスはなぜなの?
「でもでも、それじゃー、半分やわらかくて、半分カリカリ(もしくはぼんやりやわらかく、ぼんやり硬い)のパスタになると思うけど、いーの?」
「・・・うん。だって、どうしたらいいかわかんないし。」
・・・は~~~~?
そこで、立ち上がったMamaki。
鍋のふたを取り、むりやりパスタを押し込む。そして、なんとか完了。
ジョー、感激。
「そんなことできるのね~。すごーい。ありがと~。」
そりゃ、できるだろーよ。
そもそも、あなた、生まれてこの方、26年間生きてて、
パスタ食べたことないの?茹でるの見たことないの?
ねえ?どうなの?
と、いう気持ちに駆られたが、ぐっと自分を抑える典型的ニッポン人Mamaki。
沈黙は美徳である。
ま、今回の 'ジョーばんごはんづくりライブ' を生で見られたおかげで、先日、ジョーがダイニングで食べていた、不思議な、せんべいのような、野菜のような、それでいて、やっぱり、せんべいのような、薄黒く茶色くぱりぱりに乾いた、かりっとしたあの物体のわけが分かりました。
ちなみに、ジョーに「それ、なーに?」と尋ねたところ、
キュートなジョーはちょっとはにかみながら、
「ラザニア」
と答えたのでした。
by mamakilala
| 2005-12-21 05:37
| Archive - Oct 2011