ジャクリーンとトム、そして泣く女


ロンドンはイギリスで一番大きな都市で、都会です。

なので色々な人がいます。

最近であった中でも特に素敵だったのはジャクリーン(仮名)。

先日の飲茶後、帰る前に、まあ、コーヒーでも、ってことでBaker Streetのカフェへ。
ジャクリーンとはそこで遭遇いたしました。

彼女はわたしたちが座っていた席から2テーブルほど離れたところへ座っていて、
そりゃーもー、熱心に語っておりました。

私が彼女に気付いたのは、カフェに入って30分程も経った頃だったのですが、
身振り手振りを交えつつ、
タバコ片手に、
延々と、
しかし冷静に、
熱弁を振るい続けるジャクリーン。


ええ、彼女1人です。
連れはなし。かんっぜんに、1人・・・

なにが彼女をあんなに熱く語らせるのか・・

で、友人が命名。「ジャクリーン」

が、特筆すべきは彼女の前髪の厚さです。

厚い。
おでこ表面から前髪の表面まで、ゆうに10cmはあります。
うっかり、前髪たっぷりつくりすぎた、超くせ毛の小学生もびっくりです。

そして、ジャクリーンは閉店の時間まで、その厚い前髪で、たった一人で熱心に語り続け、
店の人に追い立てられ、カフェをあとにしたのでした。
ちなみに雨降ってないのに、外で熱心に傘たたんでたよ、ジャクリーン。

って、俺達ずっと見てたのかよ。


そして、
「トム」
彼とはピカデリーのVirgin Mega Storeにて出会いました。

ま、むずかしい説明は避けますが、いわばジャクリーンの男性版?
そして、彼はカフェではなく、CD屋さんにいた、という。

しかし、トムの前髪はジャクリーンほど厚くはありませんでした。
残念ながら。

そして、その帰り道・・・今度は

「泣く女」
あの3次元が2次元になったピカソの絵じゃ~ありません。
生の人間です。

死ぬっ程人が多いトテナムコートロードからなんとか地下鉄に乗り込み、
ちいさ~くなって、角っこのほうでがたんごとん揺られつつロンドン北西をめざしておりました。

ふと正面を見ると・・・そこには「泣く女」
それはそれは真顔でぼろぼろと泣く、泣く、泣く。

鼻につららみたいに涙(と、あと鼻水?)がつらなってぽたぽた落ちるのを
たま~に、手でぬぐいつつ、
またひたすら泣くのです。

持っていたルイヴィトンのバッグ(赤のエピのブリーフケースっぽいやつ)から、
PPT資料と思われるものを取り出し、今度はそれを真剣に読みふけりながら、また、泣く。

左となりに座ってたおばちゃんが、親切にバッグからティッシュペーパーを取り出し
泣く女に差し出しましたが、泣く女力いっぱい

拒否。

しかも「ほっといてくれない?」くらいの勢いで、拒否。

おばちゃん、切れる。
そして、2個目の駅でため息つきつつ、「私憤慨してます」ムードぷんぷんで下車。
おばちゃんの週末は台無しになったのであろう。
ま、なにせ、相手は泣く女なんだからさ、
切れてどうする、おばちゃん。

そして、ロンドンは週末へと突入するのです。
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by mamakilala | 2005-12-03 10:06 | Archive - Oct 2011


ロンドン南東郊外の3人暮らし


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