絵を売る仕事・絵を描く仕事
絵が売れました、と、ギャラリーから。
お金がもらえるからもちろん嬉しいけれど、説明できない別の嬉しさがある。
わたしを知りもしない人が、私の絵を手元に置きたいと思ってくれる至上至福の贅沢。
絵を描くことも、絵を売ることも、一生「仕事」とは呼べまい。
絵に関わっているときわたしは最大級にアンプロフェッショナルになってしまうので。
ギャラリーは駅前。
グロスタシャーのストラウドという街はたいそうコンパクトで、
山道や羊や緩やかで目に優しい丘の間を抜けたところに突然あらわれる。
去年のショウでひどく興奮した記憶がよみがえった。
鋭く緊張した夜が明けた翌日の朝、
体中が水を含んで鈍く重くなったスポンジのようだったことを思い出した。
沈殿物が重力に引かれてどろどろと沈むかのように体中の血がゲル化した気がした。
時と場所と一緒に居る人が違った今回、
大丈夫かな、と心配したのはギャラリーに足を踏みいれる2秒前まで。
ママなら多分「結果オーライ」と当たってるとも当たってないとも言えるコメントをするだろう。
感謝とはなんと傲慢で贅沢なことか、と、帰り道ふと車の中で考えた。
しかし手ブレしていない写真が一枚もないなんて。
「写真撮る仕事してました」なんて内緒にしなくちゃ。
一番最後の写真の真ん中の女性が今回のショウのチャンスを下さったLyn Coleman女史。
お金がもらえるからもちろん嬉しいけれど、説明できない別の嬉しさがある。
わたしを知りもしない人が、私の絵を手元に置きたいと思ってくれる至上至福の贅沢。
絵を描くことも、絵を売ることも、一生「仕事」とは呼べまい。
絵に関わっているときわたしは最大級にアンプロフェッショナルになってしまうので。
ギャラリーは駅前。
グロスタシャーのストラウドという街はたいそうコンパクトで、
山道や羊や緩やかで目に優しい丘の間を抜けたところに突然あらわれる。
去年のショウでひどく興奮した記憶がよみがえった。
鋭く緊張した夜が明けた翌日の朝、
体中が水を含んで鈍く重くなったスポンジのようだったことを思い出した。
沈殿物が重力に引かれてどろどろと沈むかのように体中の血がゲル化した気がした。
時と場所と一緒に居る人が違った今回、
大丈夫かな、と心配したのはギャラリーに足を踏みいれる2秒前まで。
ママなら多分「結果オーライ」と当たってるとも当たってないとも言えるコメントをするだろう。
感謝とはなんと傲慢で贅沢なことか、と、帰り道ふと車の中で考えた。
しかし手ブレしていない写真が一枚もないなんて。
「写真撮る仕事してました」なんて内緒にしなくちゃ。
一番最後の写真の真ん中の女性が今回のショウのチャンスを下さったLyn Coleman女史。
by mamakilala
| 2008-03-21 06:05
| Archive - Oct 2011