作文か論文<Written Assignment>
美術の学校では、日々、お絵かきしたり、大きなおもちゃみたいなものを作ったり、
壁に穴開けたり、床に頭ぶつけたり、天井から人をつるしたり、踊り狂ったり、
とにかく色々なことをしますが、その合間を縫って、書き物もします。
論文、っていうとたいそうなものに聞こえるんですけど、、
なんかイメージは小学校の作文ってかんじでしょうか。
ちなみに、卒業前の最後の一本はThesisとかdissertationとか言われます。
他の分野に比べると論文提出は極端に少ないですが、
そのかわりに、たぶん作品提出、というか、作品作り続けるんです。
1年生はたいていトピックを与えられて、それについて各自リファレンスや参考文献リストくっつけて提出するのですが、2年生は自分の作品に関連のあることなら何書いてもいいのです。
うまいこと1年目を免れた裏口入学者Mamaki。は、つまり、なに書いてもいいってこと!
いえ~い。やりたいほうだ~い。
今学期はバイトと学校で大変時間の余裕が無いわたくしは、
さっさと書いてさっさと楽になろうと計画中。
「明日出来ることは今日するな」をモットーに生きてきたMamaki。にとっては、
これは驚くべき出来事です。
いや、むしろ、「明日出来ることはあさってでもいいかもしれないから、
様子うかがいつつ、いつやるか決めろ」 ぐらいの人生だったのに・・・
ってなわけで、本読みふけり。
もともと、読書好きなのが、幸いして、苦痛はありません。
理論とかムーブメントとかについて小難しく書いてある文献は、
あんまり楽しくないこともありますが・・・。っていうか、楽しくないです。
今回は実は渡英前から書きたいことが決まっていたので随分楽で、本探しも楽です。
「痛いこと」について書くのです。
あ、でも、わたし、マゾじゃないですよ。
どっちかって言えばサドです。サド。佐渡。
予断ですが、Mamaki。が英語しゃべりはじめたきっかけは、本だったような気がします。
ライフログにも入れていますが、モームの「月と六ペンス」。
- The Moon And the Sixpence by W Somerset Maugham -
こいつを、原文で読みたいわ~とか思ったのがきっかけのような気が。
いや、意外とべたに、サリンジャーとかだったかな。。
谷崎潤一郎でなかったことは確かなんですけど。
今となっては、一体なんでだったかよく覚えていませんが、たま~に人に訊ねられたりした時なんかに、上記のようなちょっとドラマティックな回答をしたりしています。
とりあえずは、さっさと書き終えて、楽になって、お絵かきにいそしみつつ、
さらには、異性交遊なんかにも花を咲かせなきゃねー。
(じゃないと根腐れしちゃうしねー。)
by mamakilala
| 2006-01-17 06:26
| Archive - Oct 2011