出る杭と滋味

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イギリスでとりにくミンチはおよそ売っていない。

豚肉や牛肉やラム肉や、ましてや七面鳥まで挽肉になって売っているのに。なんでだろう。

なので包丁でたかたか叩きました。

そして、できたのは鳥のつみれ団子鍋。
生姜たっぷり。あったか。っほー。
体の隅々まで沁みていく感じは、滋味、と呼ぶにふさわしい。




どうも、どっぷりつかれていました

理由は、簡潔に言うと「人付き合い」になるのかな。
育児、ではなく、意外と肩透かし。
出る杭ではないのに、うっかり間違って打たれちゃった気分。

現在のわたしは、
週の7割くらい母。
1割は大学院生。
2割はホスピスで実習生。

これらすべてに異なる人間関係が付随しています。
そのほとんどはわたしにプラスの感情を与えてくれるもので
忙しい中でも日々しみじみ感謝したりして暮らしています。

けれど、うまくいかないものもある。
当然だけど、心にひっかかります。
それで、なんだか、つかれてしまう。

ああ、どうしようかな~、なんて、
これといって解決法なんてないのだけれど、
あちらから見たり、こちらから見たりして考えていたら、
今日、その昔自分が書いた日記みたいなものを見つけました。

 「人は反応があるから楽しい。
  変な人に当たったり、
  おかしな言いがかりをつけられたりして、
  うっかり運動座りで部屋の角をじーーーっと見つめたりしたくなっちゃうこともしばしばだが、
  人と接することで人は大変磨かれると思う。」

これ、その昔ポートレート撮る仕事していた時のことについて書いてあるのだけど、
そして、それは、なんと、15年近くも前のことなのだけど、
わたしは今も、同じ。同じことでへこんでいるのね。と、愕然。
しかも、昔のわたしったら、前向きではありませんか。

産まれて初めての人間関係は、
ほとんどの場合、母とのもの。
そこで、形成する「愛着(Attachment)」が、
結果として、その後の人間関係の基礎になる。
Bowlby-attachment theory(ボウルビー・愛着理論)参照)

そして社会で一番小さなコミュニティは家族。
わたしが知る限り、とても奥が深く、複雑なもの。まさに社会の縮図。
その小さなコミュニティと、もう少し大きなコミュニティを行ったり来たりしながら、
母と形成した「愛着」は一人歩きして発達していく。

形成された愛着は変わらない。
それを取り巻くあらゆる因子は変化するけれど、基礎は同じもの。
そういうことなら、私が人との関係でつまづきがちなところが、いつも同じなのも頷ける。

ただ、人は発達するから、
今回、わたしは最終的にどう思うんだろう。
15年前みたいに、"磨かれた"気持ちを導き出すのか、
叩かれたとりにくみたいに、へなへなになって、体中に滋味を沁み渡らせるのか。
答えは15年後に!
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by Mamakilala | 2012-11-16 06:02 | かんがえる


ロンドン南東郊外の3人暮らし


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